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親であれば誰もが持っている想いです。
ただ、初めから上手に歯磨きができるお子さんはいませんし、一人でお口をきれいに管理していくことは難しいです。お子さんの歯科診療にはお父さん・お母さんのご協力も大切です。
当院は、お子さんはもちろん、保護者の方とも十分コミュニケーションを図りながら、それぞれの成長、お口の状態に沿った口腔管理を行っています。
むし歯の予防、歯並びのことなど、お子さんのお口のことで気になることがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。
また、歯医者に来ると泣いてしまうというお子さんには、無理強いはせず、それぞれのお子さんのペースに合わせて、一歩一歩段階を踏んでいくことも大切だと考えています。「泣いて、迷惑になるのでは」などど心配せずお越しください。
①口腔内診査:痛くなる前の早期発見。
②クリーニング:磨き残しを徹底的に落とし、お口のトラブルを未然に防ぎます。
③フッ素塗布:歯科医院での高濃度のフッ素を定期的に塗布することにより、むし歯になるリスクを大幅に下げることができます。
④シーラント:歯の表面にある深い溝をプラスチック(レジン)で埋め、むし歯を防ぎます。
⑤お父さん・お母さんへの歯磨き・口腔衛生指導:生活習慣や食習慣、その子の歯並びや咬み合わせに沿った歯磨きの仕方を説明します。乳歯から健康な永久歯へと導くために。
①予防ケアに対するご両親、保護者のご理解:健康な歯でいることの大切さをお子さんに伝えてください。健康なお口でいることは、話す、食べるなど日常で欠かすことのできない行為に深く関わってきます。
②仕上げ磨き:小学校に上がっても、お子さん一人で十分行き届く歯磨きができる子はいません。小学校になると恥ずかしがる子も多いと思いますが、親子お互い恥ずかしがらずに、仕上げ磨きを行うことをおすすめします。
③フッ素入りの歯磨き粉、フッ素洗口:歯科医院で行う定期的な高濃度のフッ素塗布に併せて、毎日低濃度のフッ素によるむし歯予防を行うことで、よりむし歯の発生を防ぐことができます。
④定期検診を忘れない:年に１回の学校での検診もありますが、こまめな定期検診でむし歯の治療を行わずに済む可能性がグっと上がります。
お父さん・お母さんの中には、「治療/歯医者さんをこわがる」「泣いてしまう」など、お子さんを連れてくるだけでも大変な方がいると思います。初めのうちは歯みがきの練習から始めるなどして、少しずつ歯医者に慣れてもらうようにしています。
歯の健康を守るには毎日のブラッシングが最も大切です。正しくブラッシングできるように、歯科医師やスタッフがやさしくお教えします。ご両親にも仕上げみがきのコツをアドバイスいたします。
乳歯にフッ化物を塗布することで歯の表面でフルオロアパタイトという酸に強い結晶となり、エナメル質を強くします。お子さんのむし歯予防としてみどり歯科では 歯科医師の管理下で年 3～4回（3～4ヵ月ごとに）の高濃度のフッ素溶液（2％NaF・酸性フッ素リン酸溶液）を塗布することをお勧めしています。
また、フッ化物塗布の効果は「歯の表面を強化するもの」ですので、まだ歯の表面がやわらかい乳歯や生えたばかりの永久歯に非常に効果的です。
「シーラント」とは奥歯のかみ合う面（咬合面）にできるむし歯の予防の方法です。奥歯の表面の溝は汚れが溜まりやすく、歯磨きもしにくく、むし歯になりやすい場所です。シーラントは、この溝をあらかじめ歯科用プラスチックで埋めてしまうことでむし歯を予防する処置です。
生えて間もない奥歯の永久歯（六歳臼歯）は特にむし歯になりやすく、シーラントは有効です。
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